沈黙のパレード

沈黙のパレード見てきまして。

原作は刊行時に読んだんだけど。
4年前なので、まったくストーリー忘れてたので最近、再読しまして。

沈黙のパレード (文春文庫) [ 東野 圭吾 ]

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登場人物も多く過去の事件が複雑に絡む話で。
これ2時間の映画にまとめるの大変だろうな?と思ってましたが
原作は大きく変えずに不要な部分はカットして。映画オリジナルの要素もあり。
映画としてよく出来てたと思いますね。

ただ、原作読んでると早送りで見てる感じが時折ありますけどね。
湯川が警察に調査を依頼すると、次のシーンではその調査終わって現場検証のシーンから始まってたりとか。
その分、テンポよく見れましたけど。

ただ、原作読んでるとカットされてて残念だったのは
原作読んだ時にも感じたのが、明らかにこの原作って湯川ってキャラを福山雅治を想定して描いてるんですよね。原作になかったドラマでの名セリフ「実に面白い」とかも原作に出てきますし。更にギター弾いたり。
いや、湯川がギター弾けるって設定は原作には無かった筈だけど。

作者の東野圭吾も対談でも、福山雅治を想定して書いてるんだなってのも判りますし
https://eiga.com/news/20220910/6/

でも容疑者Xの献身から14年経って。
福山雅治、柴咲コウ、北村一輝もそれぞれ年齢重ねて。
若い時とは違った演技が見れたのがすごく良かったですね。
特にラスト近くの北村一輝の迫力は凄かったですね。
この映画の主人公は草薙なのか?とも思いましたけど。

あとこの映画用の楽曲、KOH+の「ヒトツボシ」

この映画の被害者に向けて書いた曲らしいですけど。いい曲ですね。
spotifyのお気に入りに入れました。

沈黙のパレードに続く、ガリレオシリーズの長編「透明な螺旋」は既に去年刊行されてるんですけど。

透明な螺旋 [ 東野 圭吾 ]

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これも映画化されるのかなぁ。
こっちは微妙なデキだったんだよな。
とはいえ、また映画でガリレオ見たいですけど。

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