読書の価値 (NHK出版新書) / 森 博嗣読了。

読書の価値 (NHK出版新書) [ 森博嗣 ]

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誰も言わない「読み方」を教えよう。ってキャッチコピーは秀逸ですね。
紹介読む限り、読書のハウツー本?
読書のやり方なんて教えて貰うモンじゃねーだろって思いましたが。

でも、章のタイトルの本の選び方とかあると、確かにちょっと素敵な選び方があるなら教えてよと思いまして読んでみました。

本の選び方に関しては、「オススメ本は読まない」とか雑誌は、色んなジャンルのモノを読む、創刊号は内容が濃いのでオススメとか
著者が今までやってきた本の選び方を紹介していて。

それに共感して実践するのもいいかなぁと。
この本に影響されて、ちょっと自分も最近の読書は小説よりノンフィクションの色んなジャンルのモノを読むようになりまして。

因みに著者の森 博嗣は自分あんまり好きな作家じゃなくて。
最初、「すべてがFになる」を読んで。

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密室トリックは独創的で良かったけど、なんか幼稚なキャラクター、舞台設定にウンザリしちゃって。
その後、「スカイクロラ」が、自分が好きな押井守監督が映画化するので読んだけど、これまた冗長で退屈だったなぁ。

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なんで、自分にはこのベストセラー作家の人とは価値観、センスみたいなのが合わないんだろうなと思ってまして。

なので、もう1回森 博嗣読んでみようと思って読んだんですが。
でも凄く良かったと思います。今回も共感できるトコと出来ないトコありましたし。
価値観、センスみたいなのが合わない作家の作品、エッセイなんか読むのも大事かなと思いました。