横山秀夫「第三の時効」

横山秀夫「第三の時効」を読みまして。
横山秀夫は、「64」と「半落ち」の映画を見てますけど。
小説を読むのは初めてで。
調べたら横山秀夫作品で、この「第三の時効」がベストってレビューを見たのが気になって。

ミステリー、推理小説は、非現実的な名探偵とか出てくるのが好きなんですけど。
「第三の時効」は、刑事が事件を解決する「F県警強行犯シリーズ」連作短編集で。

F県警強行犯は、3班で構成で。
3班をまとめる、課長、部長がいて。
警察の組織も一般の会社と変わらないような上司、部下の上下関係。
班同士の競争、軋轢があったりで。
その辺の描写が面白いですね。

作者が元新聞記者なので、警察内部の知識が豊富なんだろうけど。
とはいえ、かなりデフォルメされてる気がしますけどね。
実際には、そんな個性的な刑事いないだろ(笑)みたいな。
小説なんで面白ければいいんですけどね。

たまたま、読み終わったいいタイミングで、この「第三の時効」収録の

沈黙のアリバイ

モノクロームの反転

の2作品がテレビ東京でドラマ化され、放送されまして。
ドラマ化は2度目みたいですけど。

過去の事件のトラウマで笑わなくなってしまった朽木刑事役が仲村トオル。
朽木とは正反対の自分の直感で行動する村瀬刑事役が岸谷五朗。
どちらも、自分のイメージぴったりでしたね。
どのシーンでも仲村トオルは存在感のありましたし。
「モノクロームの反転」のラスト。
普段、飄々としてる村瀬が、ガラリとイメージ変わって犯人を追い詰めるシーンは迫力ありました。

不満があるとすれば、2作品ともやたら朽木の過去のトラウマシーンがしつこいくらい何度も挿入されて。
尺足りないのかな?思いましたけど。
11/23までテレビ東京のサイトで無料で見れるので、未見の方は是非

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