青空文庫で読める江戸川乱歩のお薦め（おすすめ）５選

江戸川乱歩は、江戸川乱歩全集(光文社文庫)を全て読破するくらい大好きな作家です。
現在は、死後５０年が経過して、著作権保護期間が終了して、全ての作品では無いですが青空文庫で70作品ほど（2018年6月現在）無料で読む事ができます。
青空文庫で公開されている作品の中で、自分が好きな５作品を紹介したいと思います。

１．二銭銅貨
まだ、江戸川乱歩を読んでないのなら、初めに読んで欲しいですね。
乱歩のデビュー作です。

２．Ｄ坂の殺人事件
有名な名探偵「明智小五郎」が初登場します。
割と金田一幸助が、ボサボサ頭の和装であか抜けない感じ、対して明智小五郎は、洋装のスタイリッシュなイメージが強いですが、
初登場の明智小五郎は、金田一幸助のイメージと似ています。

３．屋根裏の散歩者
有名な作品で、何度も映像化、漫画化などされてますが、一度原作を読んで欲しいかと思います。
名探偵「明智小五郎」も登場します。

４．パノラマ島綺譚
乱歩の魅力である幻想趣味とミステリーが上手く融合した作品です。
後期の乱歩は、ミステリー小説としての魅力が薄い作品が多くなってますが、初期乱歩は素晴らしい作品が多いです。

５．妖怪博士
子供向けの作品も１作品入れておこうかと思いまして。
いい大人になってから読んで面白いかは、悩みますが。
怪しい老人の洋館に少年探偵団員が入っていく冒頭のシーンが大好きです。